「レッドクリフ Part2 未来への最終決戦」〜この話での曹操が間抜けすぎる件について〜
category: 中国・韓国映画
評価:
ジョン・ウー,カン・チャン,コー・ジェン,シン・ハーユ
エイベックス・エンタテインメント
¥ 1,233
(2010-12-17)

JUGEMテーマ:映画
 
TV 吹き替え ☆☆☆★★

とゆーわけで、続きである。
いよいよ最終決戦を目前にした両軍。ところが曹操の軍では疫病が流行り、死者が出る。曹操はこの死体を川に流し、孫権・劉備軍もまた病に冒される。病人が続くことを憂いた劉備は兵を引き上げる。ただ一人、孔明を残して。
一方、孫権の妹・尚香は変装して曹操軍に入り込む。そこで人のいい兵と友になるが……。


ある程度は三国志演義に従った内容になっているようだが、女性二人がやたら目立っている。
尚香の独断専行(といっても、孔明のみは承知していたようだが)はまだ許せる。一応役に立っているし。身体に巻いた曹操軍の配置を描いた布をくるくると回りながら伸ばすシーンは悪くない。名もない、ちょっとお馬鹿さんだけど人のいい兵士との交流もいい。曹操軍は敵でも、一人一人の兵士は決して敵ではない。

しかし問題は、周瑜の妻・小喬の行動である。絶世の美女である彼女も、曹操が戦を起こした理由であるらしいが、だからといって「時間稼ぎ」と称して敵軍に投降するってどーよ?
一応史実や演義(多分)では、黄蓋が降伏し、曹操軍に火を放つという話だが、この映画では「うまくいかないだろう」と一蹴されている。代わりにこっそり小喬が曹操の元へ行き、お茶を勧めることで風向きが変わるのを待つ。
……いやこれ、曹操が相当間抜けじゃね? そりゃ華佗も呆れて逃げるわな。
その前には周瑜の策にはまり、貴重な味方を殺しているし。
曹操は奸雄かもしれんが、そこまで間抜けじゃないだろう。
ちょっとあんまりな描き方だと思うのだ。

だが更に凄いのがラスト。
曹操の前に主要メンバー勢揃い。なのに曹操を見逃すって!!!!??? いやそれ、おかしいだろ! 奴が敵の頭なんだから、殺すべきだろ!? そうすりゃ話は終わるだろ!?
戦で敵の大将を殺さないのは「クレしん」だけで結構。
役者を勢揃いさせたいばかりに作った、無茶苦茶なシーンであることは間違いない。

もっとも、戦闘シーンはやっぱり心躍るものがある。
関羽が盾の上を疾走したり、張飛が飛び出していって(やっぱり)連れ戻されたり(可愛いよな!)、棒高跳びの如く飛ぶ超雲も凄いし、中村獅童演じる甘興の死にっぷりもいい。
敵の腕を切り落としたりと残酷なシーンも多いが、ここだけは価値がある。
ちなみに金城武の孔明は、遠くから見て指示しているだけ。さすが孔明。
とまあ、あんまり三国志としてはイマイチな話なので、役者陣のなりきりっぷりを見て感心するのがいいでしょう。後は戦闘シーン。



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「レッドクリフ Part1」〜金城武の孔明が可愛すぎる件について〜
category: 中国・韓国映画
JUGEMテーマ:映画
 
TV 吹き替え ☆☆☆☆★


ご存知「三国志」より「赤壁の戦い」をピックアップした二部作のPart1。
本来「三国志演義」の主役は劉備らであるが、この映画は呉の周瑜を主役にしている(いや史実を見れば、こっちの方がリアルなんだろうけど)。
もう一人の主役は諸葛孔明。演じるは我らが金城武!!! こんなピッタリの人はいないよ!!! 映画館でポスターを惚れ惚れしながら見たものです。孔明のどことなく酷薄な雰囲気が、実によく出ていてうっとりしてしまう。
それでいてちょこちょこっとした動きがキュート。何で鳩(さすがジョン・ウー。鳩出しまくり)を洗って乾かしてやってんだか 劉備が気絶したシーンでも「あちゃ」という顔をしているし、張飛の大声に一人でしれっとしているし、孔明が可愛すぎます、金城さん!!
戦では一人だけ鎧もつけず、指揮してるのがカッコよすぎ。
周瑜に比べるとオイシイとこが少ないけど、良いのです。カッコよくて可愛いから!
周瑜を演じるトニー・レオンもかっこいいけど、彼の場合は完璧すぎてちょっとつまらんですな。
可愛さでは張飛も負けてないけど。いや大抵の作品では彼はお馬鹿ちゃんで可愛いのだけど、クライマックス、吼えながら敵陣へ突っ込んでいく単細胞っぷりは何とも言えません。
ナニ、この関羽や超雲との差は(他の皆さんは華麗な戦いっぷりを披露しているというのに)

このクライマックスの戦いは、どいつもこいつも人間とも思えないが、出てくる英傑はそもそもそういうレベルの人たちなので、違和感はない。演じている役者が雰囲気をばっちり出してくれているので、楽しんで、ワクワクしながら見るのがいいだろう。ちょっと残酷だけど。
ただ中村獅童だけは、ふつーの人だと分かっているだけに、すんごい技を見せてくれたときにはびっくりした。

「三国志」の基本を知っていないとちょっとあれこれ悩む内容。ある程度は知っていても、名前で混乱しそうになるし。なので、本当は名前まで予習しておくとよいが、登場人物が多すぎなので、劉備、関羽、張飛、超雲、そして孔明。後は曹操と周瑜は覚えておくべし。この三方の関係が分からないと、話そのものが分からないので。
でも、歴史より、戦闘の面白さを見る映画。
後、孫権の妹は余計。特にあの特技はわざとらしい。中国の(特に歴史系)男勝りの女の描き方はいつも同じな気がする。
しかし吹き替えはなー……金城さんは自分でやってほしかったよ……。



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「大統領の理髪師」
category: 中国・韓国映画
大統領の理髪師
大統領の理髪師

TVで(BS)。字幕。☆☆☆☆★

韓国映画でこれほど楽しんだのは(そんなに見てないけど)、初めてだ。日本蔑視のセリフがなければ、☆五つでもよかったかもしれない。まあ、ちょっと不快感を持った、ってことで。これは仕方のないことだろう。

1960年代〜70年代の韓国。大統領官邸の位置する町、孝子洞の理髪師ソン・ハンモは、ある事件がきっかけで大統領の理髪師になってしまう。
大統領の側近からは馬鹿にされたり、周囲の人間からは褒め称えられ、妙な相談を持ちかけられたり。
必然的に、大統領周辺の権力闘争に巻き込まれるハンモだが、北朝鮮から侵入したスパイ事件が、自分の身にも降りかかり……。

主人公のハンモがとにかく学がなく馬鹿で、周囲に流されやすい性格をしている。冒頭、女子店員に手を出すところから始まる辺りたらーっ
生まれた子供はこれまた弱虫だが、馬鹿にされると相手が誰であれやり返したり、拷問されても嘘はつかないという、実に意志の強いところもある。
ハンモは息子に救われ、また息子を救うために必死になる。
という件はかなりシリアスだが、大体においてコメディ。あっけらかんとしているし、暗いテーマを扱いながらもその辺は不愉快ではない。そしてハッピーエンドラッキー
これは見て損のない映画だろう。
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「墨攻」
category: 中国・韓国映画
墨攻
墨攻

映画館で。字幕。☆☆☆★★

ちょっと微妙。
期待していたような、スカッと突き抜ける爽快感がなかったので。しかし、それ以外を見る映画かもしれない。

というわけで、恒例下に行くほどネタバレ注意。

原作は日本の漫画。更に短編小説(作者:酒見賢一)の原作がある。
どうも見た名前だと思っていたら、作画担当の森秀樹って、「青空しょって」の人だったのか!! どこに行ったんだろうと常々思っていたんだが、よもや「新・子連れ狼」まで描いていたとは……いやはや、びっくりだ。

中国の戦国時代――というと、日本では弥生時代であるらしい。歴史の長さだけでも中国には勝てないと思う。
その頃、墨家という思想集団があった。彼らは乞われるままに弱者を守る、戦闘のプロ集団である。決して自分たちから攻め入ることはしない。
主人公の革離(かくり)は、趙に攻め込まれた梁城を守るため、たった一人でやってきた。知略の限りを尽くし、十万の大軍にどう戦うか――。

というこの手の話は大好物。
力押しの話もいいが、頭使うのは憧れます。でもまあ、最初に書いたようにちょっと期待とは違っていた。
とはいえ、アンディ・ラウはカッコイイです!! こういう男臭い人はいいですな。馬に乗った時とか、こう、キリリとした表情がいいです。絵になるし。
でも革離は、ちょっと。確かに頭はいいし、体張っているし、人望もあるが、物凄く詰めが甘い。最後であれを助けられなかったのは、ちょっとどうかと思わないでもない。現実では、そんなものかもしれないが。
ヒロインである逸悦の存在意義が、今ひとつ不明。革離に兼愛(自分を愛するように他人を愛せ)以外に愛がある、と教える存在としては良かったが、何も騎馬隊の隊長である必要はない。そもそも、あの時代に女の騎馬がいたのだろうか?(男装ではなく)
男勝りの姫君とでもしておけば、もうちょっとすんなり納得がいったと思う。
梁王は、ホント、ムカツクー!!怒りマーク
これだけダメダメな馬鹿王は滅多にいないぞ、ってぐらい、とことんやってくれる。それが、作中で酷い目に合わないのが釈然としない。エピローグで五年後のことが語られているが、くっついていた文官の話はない。
子団や梁適(王子)など、いい奴もいるが、どちらかと言えば梁より趙の方がカッコイイ。「ガンダム」における連邦軍とジオンの兵士ぐらいに違う。
多分、趙の方が軍人としてきちんとしているからだろう。敵将である巷淹中の最期は立派だった!
キャラと物語の感想はそんなところ。
後は編集が少々まずい気がした。民が逃げ出すシーンは、不満を言った直後に外にいたので、一瞬、仕事中(木材を切り出している等)かと思ってしまった。逃げ出すシーンがあっても、よかったろう。
他にも、そういう唐突さが若干あった。
しかし、この映画が本当に凄いのは、日・中・韓・台とアジアが一緒になって作ったことかもしれない。
そして彼らが言うように、墨家の思想が広まれば、戦争はもうちょっと少なくなるんじゃないだろうか。中国とも韓国とも仲良くやれるんじゃないだろうか。
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「少林サッカー」
category: 中国・韓国映画
少林サッカー デラックス版
少林サッカー デラックス版

映画館で。☆☆☆★★
今更紹介するまでもなく有名な作品なので、ストーリーはいいだろう。
あまりこの手の馬鹿映画は好きではないのだが、友達と一緒に見に行った。「C翼」を見て作ったのでは好感を抱かざるを得ないが、映画館よりはTVで見たほうが楽しめるような気がする。少なくとも私はそうだった。
そもそもブルース・リーもそれほど好きじゃないし(凄い人だったという認識はある)、チャウ・シンチーもこの映画を見るまで存じませなんだ。
とにかくひたすら無茶苦茶な話だが、CGは凄いし、ワイヤーアクションもこれならまあいいかと見ていられる。
おじさん度が高いが、ほとんどがホントにホント、正真正銘のおっさんなので(ウォン・ヤッヘイのパンツなぞ見たくない!)あまり楽しくないが、唯一、鎧の肌・ティン・カイマン一押し!
他のメンバーと違って普通にサラリーマンしつつ食っていけるし、それなのに参加してくれるし、最後にGKやる時携帯電話を取り出し(何で持ってるんだとか、グローブで電話できるかというツッコミは、存分にするがよろし)、「二十年間、お前に話していなかったことがある。……愛している」にはグラリと来ましたよ!!
イカス!!
やられてもやられても立ち上がる姿にも、くらっとします。
つーわけで、私はここだけオススメラブラブ
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「OUTLIVE」
category: 中国・韓国映画
アウトライブ
アウトライブ

映画館で。☆★★★★
原作は韓国のマンガらしい。元末期の中国で、「飛天新記」とゆー無敵の剣術を記した秘伝書を巡ってのお話。
うむ。アクションは素晴らしい。個人的には昔のちょっとどたどたした感じのほうが好みだが、なんせアクション担当が少林サッカーのチームなんだから、とにかくすごい。ゲームみたいだ。空は飛ぶわ、身体が吹っ飛ぶわ、首がちょん切れるわで。
ただちょっと、前半のテンポは悪いような・・・。ラストのオチも「おひ」という感じで。これは原作どおりなのかもしれないけど。つーか、原作読んでみたいぞ、こりゃ。
アクションとラブストーリー、両方好きな方にオススメか。
でも主人公二人より、脇役たちのほうがおいしいぞ(^^)
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