「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」〜伝説の始まり〜
category: 洋画
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映画館(字幕) TV(吹き替え) ☆☆☆☆☆

ざっくり感想。
年末に三部作一気放映をしていたので録画して久し振りに見てみた。
これと「ホビット」は、全部映画館(字幕)で見ているので、実のところ吹き替えは違和感がある。特にイアン・マッケランのガンダルフの声が割と好きなので。いや吹き替えの皆さん上手くて、これはこれで好きなんだけど!(ギムリ、内海さんだったのか!)

最初、映画化の時に原作を買ったはいいが長すぎて読めず、映画を観てから再読したらイメージがつかめてさくさく進んだ、という覚えがある。映画はある意味ダイジェスト版だったが(完全版?は更にシーンが追加されているそうだ)、纏め方としては十分だったと思っている。

「ホビット」を見てから改めて見返すと、「おおっ」となるところが多い。
冒頭、ガンダルフとビルボの再会。「ホビット」の最後と全く同じ台詞にやっぱり感動する。
ビルボがフロドにミスリルの帷子をあげるのも、あれはあれだったのか、と思うし、ギムリの親戚バーリンは、彼だったのか!と愕然となるし。
そういう意味では「ホビット」を見てから見るべきかもしれないが、ベストは「指輪」→「ホビット」→「指輪」かもしれんね。

最初に見たときも思ったが、「旅の仲間」と言いつつ、この一作目で見事にバラバラになる面々。いや本当、最初は「え?」と思ったものだ。
この映画で知った役者も多いが、実は最近までボロミアがショーン・ビーンだとは知らなかったりして(だってこの一話目で消えるんだもん…)。でもボロミアの最期が泣けるよね。「我が王よ…」でもう、泣きそうになる。ああ、アラゴルンが王になって彼が傍にいたらなあと思わせる。
もっとも彼の死が、アラゴルンに王になる決意をさせたのだろうけど(それだけじゃないにせよ)。

フロドの覚悟は健気だし、それについていくサムの忠誠心もいい。てかサム可愛い。ガンダルフは一貫してカッコイイ。
何と言っても、旅の仲間が勢ぞろいした瞬間はいい。
フロドが「僕が行く!」と宣言した時のガンダルフの表情が特に素晴らしい。セリフ以上にあらゆることを語っている。

曲もいいし、ああもう、久しぶりに原作読み返したくなった。

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「ホビット 決戦のゆくえ」〜泣いた!〜
category: 洋画
評価:
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
¥ 3,132
(2099-01-01)

JUGEMテーマ:映画
 
映画館 2D 字幕 ☆☆☆☆☆

前作のラスト(見たんだけど感想はUPしてないです…)、遂にエレボールに到着し、財宝を守る竜・スマウグと戦ったビルボとドワーフたち。
スマウグは怒りの矛先を人間たちへ向け、エスゴラスを焼き尽くす。
それを迎え撃つは、谷間の王族の末裔であるバルドだった……。


まだまだ上映中に付き、ネタバレ注意!!!


てかまさか、冒頭でスマウグがやられるとは思わなかったよ!!
決戦って、てっきりVSスマウグのことだと思ってたから……。
でもバルドと息子のバインが実に格好良かった。前半の見せ場。この時点では、キーリたちはエスゴラスに残っているんだが、どう考えてもドワーフたちのせいで町が滅びたはずなのに、よく責められなかったなと感心する。みんな呆けてたのだろうか?

その後はガンダルフ救出作戦。…あれ? 何で捕まってたっけとちょっと慌てて復習。あーサウロンを攻撃しに行ってたのか。で、捕まったと。
エルロンドやガラドリエル、サルマンが救出に来る(つかガラドリエル最強。すげえ)。
サルマンは昔は立派な人だったはずなので、今回の戦いと態度には安心した。嬉しい。…いやまさか、あれはスタントマンだよね? クリストファー・リーは92歳だし。

レゴラスは原作に出番ないくせに、目立ちすぎですカッコいいです。前作より、ちょっと性格が柔らかくなって愛に生きる人になってるし。森に戻らずどこに行ったのか、セリフでなんか言ってたけど地名と名前が分からんのでその内誰か解説プリーズ(探すけど)。
同じく原作に出番がない、というかオリジナルキャラであるタウリエル。こちらがこの映画の後どうなったのか、それも知りたいところ。

決戦で、一時的にドワーフとエルフが手を組んだシーンはちょっと鳥肌もの。
一方でトーリンは黄金に憑りつかれて、金の分け前を人間に与えないわ、従兄弟が戦ってるのに助けないわでかなり情けない状態。
それでも最初はビルボを友と言っていたのに、その彼が探し求めるアーケン石を持っていたと知り、更に疑心暗鬼に。
でも復活して戦いに臨むその姿もカッコいい。
全体的に戦闘シーンはどれも飽きさせないテンポの良さと、そこそこの短さなのでよかった。

トーリンが死にかけの時、
「よかった。友に見送られて旅立てる」
「どこにも行かせない」
から、
「行かないで」のマーティン・フリーマンの演技には泣かされた。ちょっと子供っぽいホビットの感じがよく出ている。「指輪〜」ですら泣かなかったのにな!

ビルボの回想で始まったこの映画、最後にフロドが出なかったのは残念だけど、ガンダルフが声だけでも出てくれて、これで「指輪物語」に繋がった。
近々BSでまた放映するようなので、ちょっと見てみようか。

似顔絵(そっくり!)を流すEDは、またちょっと泣けてきた。いい感じで思い出と涙腺を刺激してくれる。


プログラムがなかったもんで(欲しいんだけど!!)、人間関係がちょっとごちゃごちゃしていて分からないところも結構あるが、まあ何とかついていける。
取り敢えず、「ロード・オブ・ザ・リング」と前二作を見ている人はぜひ見るべき!

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「6才のボクが、大人になるまで。」〜存在そのものが奇跡に近い映画〜
category: 洋画
評価:
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映画館 字幕 ☆☆☆☆★

実際に6才の男の子が18才の若者になるまでを撮り続けた作品。
ドキュメンタリーではなくフィクションだが、12年間、メインキャストとスタッフは変わらなかったらしい。
12年、である。ぷにぷにっとした手足の男の子がすらりとした少年に成長し、最後はなかなか男らしい感じになっていく。人は一気に成長するのではない。分かっているが、一年一年を何分かに分けて見るとそれが顕著で、本当に驚く。

物語自体は、それほど面白いとは言い難い。よくあると言えばよくある話で、主人公のメイソンは少々、幸せとは言い難い少年時代を送っている。
物心ついた頃には両親は離婚、シングルマザーの母はいい仕事に就こうと大学へ戻る(素晴らしいことだと思う)。そこで出会った教授と結婚、先方の子供たちとも仲良くなる。
が、この教授、アル中だった。最初は隠れて、次第に露骨になって暴力を振るうようになる。
ここで分からんのだが、その頃にはもう学校で教えてなかったのかね?

母親、姉のサマンサ、メイソンはその家を出て、母親はいい職に就く。で、また結婚。
どうもこの母親は、独立心旺盛なくせしてすぐ男とくっつくというか、見る目がないというか、最終的にはぐるっと一周して最初の夫(イーサン・ホーク)が一番いい男だったというのが笑えてくる。

上記の如く、物語自体は取り立てて特別なことはない。
6才のメイソンの布団がDBだったり、ポスター貼ってあったり、アニメ見てたりして「おお!」となったり、何度かハリー・ポッターが出てきたり、オバマ大統領が出てきたりと、時代時代を感じさせてくれる。
男の子は少年になり、恋をしたり、ちょっと不良ぶってみたり、将来を悩んだりと成長していく。(金髪に近い髪が最終的に焦げ茶になるんだもんなー)

母親は母親で、三人の夫と結婚・離婚し(三人目の旦那とはよく話し合うべきだったと思う。悪い人ではなかった)、子育てから解放される! と言いながらも寂しそうで、実は見終わって真っ先に思い浮かべたのが「オオカミこどもの雨と雪」だったりする。何となく比較してしまった。
母親はいい仕事(教職)に就いたけど、それだけかと思ったら、ラスト近くに意外なおまけがあって、実にいいシーンだった。多分あれは、彼女のほんの気紛れから出た忠告だったのだろうけど。それがいい結果を結んだ、その事実に微笑みたくなる。

ただこの映画の凄いところは、「物語」にはない。
彼らの成長を12年撮り続けた、そのこと自体が実に奇跡的で何だか感動してしまうのである。監督の人望にというべきか。
いやもう、出資した会社は凄いよ! 最後まで出たキャストも凄いよ!(サマンサ役の、監督の娘は最後は渋っていたようだが)
その意味で奇跡的で、見ておいていい映画だと思う。

「物語」としては、離婚した二番目の夫の子供たちがどうなったのか、非常に気になるところではあるのだけれど……。

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「ジャージー・ボーイズ」〜目当てはイーストウッドのカメオ出演!〜
category: 洋画
評価:
Original Soundtrack
Rhino
¥ 1,164
(2014-07-14)

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映画館 字幕 ☆☆☆☆★

フォー・シーズンズなんて全然知らなくて、
ミュージカルは嫌いって程じゃないけど大好きでもなくて(上手い歌を聴くのは好き)、
出ている役者さんもほとんど知らなくて、
そういえばトニー賞取ったんだっけ、その時も興味なかったけどという状態で、
ただイーストウッドがカメオ出演することだけ知ってて、
彼が監督だから観に行った、という程度。

なんですが。
面白かったですよ!!
パンフはサントラのジャケットと同じ写真が使われておりますが、この画は本編最後に出てくるのでそこまで待つがよろし。
フォー・シーズンズなんて全然知らなかったのですが、聴けば「ああ! 覚えがあるわ!」という曲がちらほら。
何でも1960年代当時は品行方正で売っていたメンバーなんですが、イタリア系でマフィアが周囲にごろごろしている土地で生まれ育ち、刑務所を行ったり来たりしているメンバーもいたりして。
よく騙しきったなと感心。まあ、今と違ってネットも発達していなかったからでしょうが。

役者さんは(特に主人公たち)知らない人たちばっかなのですが、舞台のキャストが何人か。
四人の内、主人公がフランキー・ヴァリ。この方はまたご存命で、今年の一月にも来日してたとか。知らんかった。
演じるジョン・ロイド・ヤングは部隊のオリジナルキャストなんだけども、正直、登場当初の16歳はキツイ。腹出てるし。年食っていって、フォー・シーズンズがとかんと売れたあたりで、ようやくしっくりくる感じ。
……ところで劇中のファルセット・ヴォイスは当然、自分の声だよね?
トミー・デヴィートはチンピラ。本当にチンピラ。俺が拾ってやった、という彼の観客への説明から映画は始まる(時々、登場人物がこっちに語りかけてくるのでビビッた)。
とはいえ、彼がいなければフォー・シーズンズはそもそも始まりすらしなかった。フランキー・ヴァリは世の中に出ていたかも分からないだろう。
ボブ・ゴーディオは最年少。何でも15歳で加入したらしい。若くて自分の才能に自信があり(事実、彼の作った歌でヒットを飛ばしている)、イケイケなところもあるが、フランキーだけは信頼し、ずっと傍で支えていたようだ。
ニック・マッシは自分をリンゴ・スターに譬えている。リンゴはそれで満足していたけど、ニックは嫌だったと。

映画は時々、時代を行ったり来たりするのでそこが少々ややこしいが、トミーとニックがチンピラでフランキーが理容師見習いのところから始まる。マフィアのボスやトミーもニックもフランキーを可愛がっていて、強盗のときも庇い、自分が刑務所に入っている間に歌の実力を磨けよ、と言い残していく。
多分、この辺が一番、フランキーにとってトミーに関するいい思い出なんだろう。
後にトミーの借金が発覚。65万ドルをフランキーはせっせと返すんだが、本当にそこがもう、何というか。トミーのことを憎いが、恩にも感じていて、憎み切れないというところが……。
とはいえ、フランキーも聖人君子ではない。過ちを犯し、そして大事なものを失う。
それでもフランキーは周囲の支えもあって、前に進んでいく。

隆盛を極めていたフォー・シーズンズのメンバー脱退は、世間にどう受け止められたのだろうか? 入れ替わりもあって、バンド自体は存続していたみたいだが、こうなるともう、別物だし。
一つのグループの隆盛は観ていて面白いし、何より、ラスト誰も死なずに再登場するのが嬉しい。その後の彼らの語りもいいので、イーストウッドファンか音楽ファンはぜひ観てもらいたい一本。


さて、四人が宿代を踏み倒して捕まるシーンがあるんだが、そこの保安官だか警官だかが「コールドケース」のヴェラだったよ!あの太った人!!
んで、肝心のイーストウッドカメオ出演。見逃してはなるまいと目を皿のようにして見張っていたんだが、……見逃すはずもなかった(笑)分かりやすい。山田康雄の声が脳内で再生されたわ!!
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「GODZILLA ゴジラ」〜復活〜
category: 洋画
JUGEMテーマ:映画

映画館 字幕 ☆☆☆☆★

1999年、フィリピン。炭鉱の崩落現場で巨大な生物の化石と、繭のような卵が見つかる。
同じ頃、日本の原発で奇妙な振動が続いていた。技術者のジョー・ブロディは、妻に調べるよう指示するが、事故が起き、彼は自分の手で妻と仲間たちを危険区域に閉じ込めることになってしまう。奇しくもその日は彼の誕生日だった。
そして15年後、ジョーは閉鎖された地区に侵入し逮捕され、成長した息子のフォードが迎えに行く。ジョーは言う。
「また同じ振動が起きている」
と。二人は閉鎖地区に侵入し、そこであるものを目撃する――。


正直言うと、「ゴジラ」にはそれほど思い入れはない。ファーストコンタクトは多分、なぜか家にあった「ゴジラVSヘドラ」のレコードで(あのペラペラなやつだった気がする。取っておけばよかった)、子供の頃、一連の子供向けシリーズを何本か見た。ミニラは可愛くて(というかキモ可愛い?)好きだったんだが、ある日突然気が付いた。
「ゴジラって怪獣じゃね? 怖い存在じゃね? 何で正義の味方? うちら馬鹿にされてね?」
で、見るのをやめた。怪獣よりウルトラマンとかヒーローが好きってのもあるけど。すんげー悪役がいてこそのヒーローと思うので。
で、記憶にある限り、まともに観たことがるのは84年の「ゴジラ」と、つい最近TVでやった初代「ゴジラ」。84年のは、観た当時、肩透かし感があった気がする。初代「ゴジラ」は志村喬が好きなのでフィルターかかってしまったけど、これ、当時は凄かったろうなーとか、とにかく一度は観た方がいいよなー、とか。
その程度のファンです。
でも今回のゴジラの戦闘シーンは、興奮したよ!!

取り敢えずネタバレもあるので、下に行くほど注意!!

あんまり情報入れないで行ったもんで、勘違いしたことが多かった。
たとえば、渡辺謙演じる芹沢博士たちが冒頭発見した卵。てっきりこれを原発跡地で育ててるのかと。日本政府が裏であれこれやってるのかと。ひでーマッドサイエンティストだなと。
実際には、逃げ出したムートー(未確認生命体?)を動かせず、監視していたわけだが。
殺せるものならとっとと殺してしまえばいい、という意見も出るかもしれないが、今後発生するかもしれないムートーを殺すためにも、生態系とか色々調べておかなければならないのは確かだろう。
それでも、電磁パルスで電気が使えなくなる、という致命的情報がなかったのは痛かった。
孵化したムートーがカマキリみたいだったのを見て、これが成長してゴジラになるんかい、と思ったり。
違ったけど。
余談だが、ムートーが放射能を食うと聞いて、これが実在したら「それで放射性廃棄物の処理すればよくね?」という意見がどっかから出そうだなと思ったり。(わけの分からない技術を「平和的に」利用する話は、某ヒーロー物であってだね…よくそんなこと出来るなと)(というか、次に日本で「ゴジラ」作るとしたら、それがネタじゃね?)
字幕だったもんで情報量が少なく、何で彼らが「ゴジラ」という名称を使っているのかよく分からなかった。で、勝手に初代ゴジラの話は実際にあって、情報統制されてるんだと解釈した。吹き替えだとその辺はちゃんとフォローされてるんだろうが、渡辺謙の「ゴジラ」発音をちゃんと聞くという点では、字幕がオススメかもしれない。

で、この映画はムートー二匹とゴジラの怪獣大決戦ハリウッドバージョンだったのかと。VSキングギドラとかと一緒。
それと主人公フォードの、日本からサンフランシスコにいる家族に会うためのロードムービー?
うまく絡めてると思う。
フォードは軍人ではあるがごく普通の人で、ずば抜けた戦闘力を有するわけではない。爆弾処理班らしいが、まあそれなり、といったところだろう。とにかくサンフランシスコへ帰ろうと、まずは空母からハワイへ向かうのだが、そこでまたもやムートーに鉢合わせ。
軍はムートーとゴジラを倒そうと核ミサイルの使用を決める。芹沢は反対する。ムートーは放射能を餌にすること、ゴジラ相手に核の使用が無駄なことは既に証明されていること、何より――彼の父が広島での被爆者であったことから。
芹沢はゴジラをムートーにぶつけることを提案する。――が、ここがよく分からない。芹沢はなぜ、ゴジラがムートーを倒すと確信しているのか。バランスを取るために現れたとか言ってるが、それ都合のいい解釈じゃね?
とにかく、今度はそのミサイルに付き添ってサンフランシスコまで行こうとするが、またムートーに攻撃されて、唯一の生存者となる。
部隊全滅。列車が落ちていく様はなかなか圧巻。
で、スイッチ入ったまんまでサンフランシスコのど真ん中にミサイルが運ばれちゃったもんで、今度はそれを奪還する作戦にも参加。仲間とパラシュート降下。これもすげえ。
で、ミサイルはムートーの卵の餌に。この卵がまたな…グロくてな……。
ムートーたちは卵を守るため、ゴジラと戦う。
ここだよここ! この戦いこそがメインで、ゴジラの背びれが青白く光ったときはぞぞっとしたし、アトミック・ブレスを吐き出したときは内心、「うおー! ひえー! うわー!」と叫んでいた。テンション上がる!!
倒れたゴジラとフォードの目が合う――ような描写――は何だろう、意思が通じ合ったかのようであるし、その瞬間は、ゴジラは救世主なのかもしれない、と思ったりもした。
街を破壊しまくってるけどな!
ゴジラがムートーを倒した救世主なら、フォードはその卵を滅ぼした救世主。ムートーはフォードが我が子の仇と分かっているのか執拗に狙う。だがここでもゴジラはしぶとい。
そして遂にムートーは敗れ。ゴジラも倒れる。フォードは力尽き、核ミサイルと共に海へ――。

でもゴジラは死なない
多分続編がある。日本で作ってもいい、アメリカで作ってもいい。
でもやるなら、このレベルを超えなきゃ駄目だ。
そんでフォードはともかく、芹沢博士はよろしく。(余談だが、演じるなら渡辺謙以外いないと監督は言っていたが、真田広之なら――とちょっと考え、彼ならフォードはいらんな、という結論に至った)

この映画の救いは、メインで出てくる子供(ハワイでフォードが出会うはぐれた日本人の男の子、観光地で親と一緒にいる女の子、そして息子のサム)たちが全員助かる点だ。無論、それ以外の人々や子供らに犠牲は多く出ているだろうが、見える子供らや親が助かったのにはホッとする。救いであると同時に、子供もこの作品のターゲットであるということだろう。

最大の文句の付け所は、冒頭日本の描写。百歩譲って外人さん用にやたら日本っぽくしているにしても、いやそれありえないよ!!(苦笑)
あと、フォードの父ちゃんが「ブレイキング・バッド」の人だとは思わなかったよ! あのパンツの人か!
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「チョコレートドーナツ」〜見るべき一本〜
category: 洋画
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映画館 字幕 ☆☆☆☆☆

1979年、カリフォルニア。
シンガーを目指しながらも、ゲイバーで口パクショーをやっているルディは、検事のポールと出会う。一目で恋に落ちるルディたち。
同じ頃、ルディのアパートに住むダウン症の少年マルコは、母親が麻薬所持で逮捕されたことから家庭局に連れて行かれる。
逃げ出したマルコを引き取ろうとするルディ。ポールが手を貸し、三人は共同生活を始める。
ささやかで幸せな日々。しかし一年後、ルディとポールがゲイであることが知られ、マルコは連れて行かれ、ポールは検事局を解雇される。
二人はマルコを取り返そうと裁判を起こす……。


以下、下に行くほどネタバレ注意。


そういう映画がある、とは聞いていたが「ふーん」ぐらいであまり興味はなかった。アメリカでゲイの話は珍しくないし。
ところがつい先日、かなり人気が高まっていると聞いて検索したら、主役のルディがアラン・カミングと聞いて驚いた。「グッド・ワイフ」でしか彼の演技は知らないが、割と好きな役者さんである。バイセクシャルの彼がゲイを演じているのだから、面白そうだし、それに彼はトニー賞も受賞している。歌もいいだろう。あらすじ読んだらますます面白そう、でも遠いだろうな、と思っていたら期間限定で自転車で三十分ほどの場所でやっているのを知った。
こりゃ行かなきゃだろ!
本当はうちの母親にも見せたかった。が、彼女はゲイにそこそこ偏見がある。曰く「気持ち悪い」「言わなきゃいいのに」といった程度だが。足がないのもあって、連れて行くのを断念。
が、まあ、正解だったかも。
冒頭近くに、セックスを匂わせるシーンがある。ぶっちゃけ、ベッドでいちゃいちゃ、キスぐらいならいいが、生々しさを感じさせるのは、私自身、男女だろうが苦手なので、そこだけは勘弁して! と思わないでもなかった。
だが、それらしい描写はそこだけだ。(ベッドでいちゃいちゃはあるけど)

アラン・カミングは(個人の好みはあるだろうが)美人さんではない。ほっそりしているが、筋肉もなく、ちょっとたるんでいる。腕の毛は濃い。つか夕方になると無精ひげも濃い。
ゲイというと、美しい男性を想像しがちなのだが(マット・ボマーみたいに)、こういう人もそら多いだろうし、好きになる人もいるだろう。それは男女の場合でも同じだと思う。
ゲイバーできっちり女装して化粧して髭もない彼は、まあちょっと美人かも?
ポールと車の中で情事を終えた次の日、同じアパートに住む麻薬中毒の女が消える。残されたのはダウン症の少年マルコ。
ルディは、ポールに電話をして助けを求めるが、彼は居留守を使う。だったら名刺なんか渡すんじゃねーよと思うが、あれか、セックスしてテンション高くなって、朝になったら冷静になって「やべえ!」って感じ? それでもその晩、反省して謝りに来るポールはちょっと可愛いけど。つかルディ、よく許したなと思うけど。よほど好みだったのか?
マルコはそのままいったんは連れて行かれるが、「おうち」に帰りたくて脱走。そこをルディが見つけ、どうにか引き取れないか検討した結果、刑務所にいる母親の署名を貰い、合法的に、(母親が刑務所にいる間のみ)預かる。
この辺が現代と違うところだ。
現代なら、州によって違うだろうが、ゲイの夫婦でも子供を養子にすることが出来る。
だが79年当時は、まだまだ偏見が強かった。今の日本のように。だからポールは、ルディをいとことして扱い、ルディがマルコを引き取り、同居させる、という手を使った。

マルコが自分の部屋を「ぼくのおうち?」と尋ねたときはじわっときた。
ルディがなぜ、それほどまでにマルコを愛したのか、引き取ろうとしたのか、肝心な動機については描かれていない。
しかしルディが愛情深いことは、その後の流れでよく分かる。それが伝わってくる。これが蓮ドラだったら、ぜひともその部分について突っ込んでほしかったが、これはこのままでもいいだろう。
ポールもまた、ルディのことが好きなのだろう。やっと手に入れた半身、という感じなのかもしれない。ルディに比べると、ややキャラ付けが弱い気がするのが、ちと残念だが。

しかし、悲劇は突然訪れる。
ゲイという理由だけで。
もう裁判内容自体が、本当に偏見に満ちている。
それでも、教師や(おそらく)カウンセラーは、二人が両親として相応しい、と証言をする。感情と理性をきっちり分けているこの二人はプロだと思った。
でも相手方の――弁護士?検事?は、まったく酷かった。確かにマルコは女の子の人形を持っていたが、それはルディの家に来る前からだし、だからといってゲイになるか? つか、ゲイになっちゃいかんのか?
ルディがハロウィンで女装(ではなく仮装だけど!)したのが、そんなに駄目か? じゃあ、お前の周囲ではハロウィンで女の格好する奴は絶対いないんだな!?
そして判事!! したり顔で「でも駄目」ってどういうことよ!?
とイライラが止まらない。
控訴審はもっと酷い。
例の検事局の元上司が、とんでもない手を打ってくる。あれは単に「ゲイが気持ち悪い」「死ね」「ざまあ見ろ」「俺に恥かかせやがって」ということなんだろう。

マルコは、もう本当に。
「すぐ迎えに行くから。約束だ」とルディに電話で言われ(ルディも迂闊だ)、いそいそと荷造りするのに泣けた。
何より最後が。
「おうちを探して三日間さ迷い歩いた」その時の気持ちを想像するだけで、涙が出てくる。
ぼろぼろになりながら、「おうち」を探し続けたのだろう。「家族」を探して。ただただ、「二人のパパ」を求めて。

判決を下した連中は、どう思っただろう。
私は、表情からはそれを読み取れなかった。ほんの少し、「しまったな」というようには見えたが、その後、スルーしたか後悔したかが分からなかった。
後悔してほしい。自分たちが一人の少年を殺したのだと。
それとも、「あの子のためには、死んでよかった」と思ったろうか?

ルディは、歌手としての道が開けた。マルコがおまじないのキスをしたデモテープだったんだろうか。そんな気がする。
ポールは、多分、人権派の弁護士として生きていったろう。
彼らは今、どうしているだろう?
この物語の大部分はフィクションだそうだ。だが多分、似たような話はあったはずだ。
彼らは、今、どうしているのだろう?

余談だが、この話を見てふと思い出したのが、羅川真里茂先生の「ニューヨーク・ニューヨーク」最終巻だったりする。これもあっちで映画化――とかは無理かね?

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「人生の特等席」〜帰ってきたイーストウッド〜
category: 洋画
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映画館 字幕 ☆☆☆★★

メジャーのスカウトとして名高いガス・ロベル。長年己の目で見て選手をスカウトしてきたが、寄る年波には勝てず、最近は目が悪くなっている。それでもバッとの音で判断しながら、引退するつもりは全くない。
ところが球団は彼の能力に疑問を持ち始めていた。
次のドラフトには、全米でも注目を集めている天才バッターが出る。ガスは彼の能力を確かめるため現地に飛ぶが、そこへ、離れて暮らしていた娘、ミッキーが現れる。弁護士として働く彼女はなぜやってきたのか……?


イーストウッド監督作品なら、取り敢えずどんな話でも見に行こうと決心している。それはもう、彼の演技を見ることが出来ないと思っていたから。
ところが、「グラン・トリノ」以来、久しぶりに役者としてスクリーンに帰ってきたと知り、直前になって見に行くことに決めた。
監督はイーストウッドと共にプロデューサーとして働き、今作でデビューのロバート・ロレンツ。話も撮り方も手堅い、言い換えれば少々面白みの足りない作品に仕上がっている。
とはいえ、深いことを考えずにほのぼの幸せになれる作品なので、そういうのを求めている時には最適だ。

ストーリーとしてのポイントは、ガスとミッキーの関係と、ガスのスカウトとしてのこれから。
ガスは妻を失くして以来、幼いミッキーと離れて暮らしていた。そんな状態だから、親子関係は希薄であるはずだら、ガスの目の状態を彼の上司から聞かされ駆けつけるミッキーは、正直いい子すぎる。イーストウッドが監督なら、もっとこう、ドロドロした居たたまれない関係を描きそうだが、本作はそれほどでもない。
弁護士のミッキーは仕事の出来る女だ。その上、スカウトとしての腕も持ち合わせている。ないのは経験だけだが、そこはガスがカバーする。「とっとと帰れ」と言いつつ、ガスも微妙に嬉しそうだ。
他チームのスカウトも現れ、でもライバルと言うより師弟関係(ガスとの)+恋愛(ミッキーとの)が入って、平凡と言えば平凡、オチも見え見えだ。
しかし何度も言うようだが、安心できる構成とシナリオである。この映画の良さは、その安心感だろう。

個人的な見どころは、ガスの古い写真と回想シーン。当然どちらも合成だろうが、取り分け回想シーンはほとんど「ダーティ・ハリー」みたいでカッチョイイ。
このシーンは、作中最も大事な部分でもあるので、ぜひしっかり見て欲しい。
ちょっと前まで「卑怯な肩と腕」をしていたイーストウッドも(当たり前だけど)年を取った。それでも取り敢えず、役者のイーストウッドを再び見られて嬉しくてたまらん!!

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「ダイ・ハード/ラスト・デイ」〜取り敢えず日本に来てほしくないキャラ.1〜
category: 洋画
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映画館 字幕 ☆☆☆★★

世界一運の悪い男、ジョン・マクレーン。
全く交流のなくなった息子ジャックが、ロシアでトラブルに巻き込まれたと知った彼は、休暇を取って向かう。
ところが、ジャックは裁判にかけられる上、マクレーンの目の前で逃走する――。


ネタバレ注意。
てか、字幕翻訳が戸田奈津子と知っていたら吹き替えの方に行ったのに!!


アイデアとしては悪くなかったんじゃないかな、とは思う。
アメリカ国内だけでなく、海外行ってもあの運の悪さと強運は継続するのかとか、言葉の通じない土地でマクレーンはどうするんだとか。
でもほとんど、意味のない設定だったような。
高所恐怖症は大分緩和されたマクレーン。ロシアまで飛行機だよ! 当たり前だけど!
ロシアに就いた当初、タクシー内でのやり取りはちょっと面白かった。片言のロシア語のマクレーン、歌が大好きな運ちゃん。
息子が「裁判で証言する」と発言した辺りで話はほぼ読めた。
CIA職員は、家族にもその仕事内容を話してはいけないそうだが、少しは家庭調査しろよ。マクレーンの性格考えれば息子救いに行っちゃうだろ。そして奴のテロリスト遭遇確率は、デスブログ並みなんだから!!
「運の悪さは遺伝するのか」というキャッチコピーがあったが、確かに親父が来ちゃう辺り、悪い方へ転がっちゃう辺り、計画が何の役にも立たない辺り、似てはいる。
「出たとこ勝負のあんたとは違うんだ」と突っ込まれていたが、確かにな(笑) マクレーンは無計画、行き当たりばったり、よく言えば応用が利く人でそこが面白いんだけど。
というわけで、その辺やアクションは面白かった。
でもなー。
言葉の通じない土地で変なやり取りするわけでもなく(相手をぶん殴って「ロシア語なんかで喋るな!」はおかしかった)、犯人も分かりやすい。ストーリー、ボロボロでないか?
トドメにチェルノブイリで放射能を中和する――え、そんなのあるの? あるなら日本、買うべきでない? つか日本こそ作れるんじゃない?
とツッコミつつ、中和されるまでにずっと素顔を晒していた親子はこの後大丈夫なんかいと心配したり。
「親友のエディは〜」の件は出来れば「アル」にしてほしかったなあ。
あー後あれだ。やっぱ、2作目までの「何で俺が」がないのはもうしょうがないとして、3作目、4作目の次はどうなるハラハラ感と、その場その場で最善策を取るマクレーンの凄さが薄いのもマイナス。意外と彼は前以てあれこれ動くのがすげーのにな! それこそ、行き当たりばったりすぎだよ!!
そして「厄介事が好きなの? 単に運が悪いだけ?」には、きっぱりと後者と答えて頂きたかったです。
そんでもって息子も娘も、何でマクレーンをそんなに嫌うんだ?(娘とは4作目後、和解したみたいだけど)

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「ホビット 思いがけない冒険」〜五人目のホビット〜
category: 洋画
JUGEMテーマ:映画
 
映画館 字幕 2D ☆☆☆☆☆


「ロード・オブ・ザ・リング」から遡ること六十年(原作。映画ではどうだっけ?)、ビルボ・バギンズの元に魔法使いであるガンダルフが現れる。彼はビルボと僅かに会話した後、何事かを決め、消えてしまう。
その夜、ビルボの家に次から次へとドワーフたちが訪れ、パーティが始まってしまう。その席で、ドワーフたちが自分たちの王国を取り戻す旅に出ること、その仲間にビルボが選ばれたことを知る。
とんでもないと断るビルボだが、翌朝、ドワーフたちは旅に出るための契約書を残して出かけてしまう。ビルボはその契約書を読むうちに決心し、ガンダルフとドワーフたちの後を追うのだった――。


まだ上映中のところもあるだろうから、ネタバレ注意。
個人的にはドワーフたちの歌を聴くためにも、2D字幕版をお勧めする。


「ロード・オブ・ザ・リング」の三作目が公開された後のアカデミー賞レッドカーペット。
今でも忘れない。――いや、それを言った俳優が誰かは忘れたのだけど、そのセリフ。
「今そこに、ホビットたちがいたんだよ」
この先、誰がどんな作品でホビットという種族を演じようとも、“ホビット”と呼ばれるのはあの四人だけなのだろうと思った。
が、あっさり五人目登場。まあ、仕方がない。何しろ、前日譚である「ホビット」の主役なのだから。

青年だったフロドと違い、ビルボは中年男性として描かれている。演じるマーティン・フリーマン(ご存知「シャーロック」のジョン・ワトソン)の表情が可愛らしいこともあり、中年だけど年齢不詳、少年のような好奇心旺盛さを持った人物に見える。
でも、滅多に外に出ないホビットであるから、ハンカチ忘れたから帰るわーと言いだしたりして、ズレっぷりがちょっと可愛い。

冒険に次ぐ冒険で、息つく暇もないが、「ロード〜」を楽しめた人にはそれほど苦ではないだろう。第一、飽きるような作りはしていない。「またかよ! まだあるのかよ!」とツッコミたくはなるけど。
また、あちこち「LOR」とリンクさせているのも面白い。まずは冒頭。「LOR」と同じ、ビルボの誕生日から始まる。従って、フロドがそこにいる。若いままなのは、CGで加工しているのかもしれないが、違和感ないのはさすがハリウッドだ。
もうその時点で、「LOR」をまた見たくなってしまった。
ビルボが指輪を初めて嵌めるシーンも、フロドのそれと酷似している。もちろん、わざとだろう。こういう遊び心はいい。

「LOR」のエルフたちや、サルマンが出てくるのも嬉しい。まだまともだった(しかし、ただの頑固なクソジジィにしか見えない)サルマンには、ちょっと興奮した。「指輪物語」は読んだが、「ホビットの冒険」やその他の書籍には手を出していないので、彼がどうして悪の道に走ったかとか、若い頃はどうだったかとかちょっと知りたい(いや若い頃はさ、立派な人だったと思うんだ!)。
分からないのは、ガンダルフが「なぜビルボを連れていくのか」と問われたときに「勇気を与えてくれるから」と答えたことだ。
どこが、どうして、なぜ?
多分、二作目、三作目でその言葉の真意も判明するのだろう。

でもって相変わらず、色々映像が素晴らしい。ガンダルフとビルボ、ドワーフたちの身長差って、あれ、どうやってるんだろう? ものすごーく手間かけてるんだろうな。戦闘シーンはリアルすぎて気持ち悪くなるんだが。それにニュージーランドの自然が素晴らしすぎて、観光に行きたくなってしまった!!

そんなわけで、何が何でも第三部まで絶対に見なければと決意したのでした。

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「シャーロック・ホームズ」〜これもホームズだ〜
category: 洋画
評価:
---
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 935
(2010-11-23)

JUGEMテーマ:映画
 
TV 吹き替え(カット版) ☆☆☆☆★

行こう行こうと思いつつ、続編もとうとう見そびれた「シャーロック・ホームズ」。
なんか今や世界はホームズが流行りまくっているが(コナン・ドイルはすごいなー)、取り敢えずベストは故ジェレミー・ブレットのグラナダホームズで、次点はアニメの「名探偵ホームズ」であると私は固く信じている。
本格的なホームズ物を作ろうとすると、グラナダホームズには到底及ばない。故にBBCでは「シャーロック」を現代に置き換えたのだろうし(これは大英断だったと思う。役者も最高だ)、本作品では推理物ではなくアクション映画にしてしまっている。シャーロッキアンの皆さんがどう見ているか気にはなるんだが。

取り敢えずツボったのは、TV版の吹き替えが大塚芳忠さんと堀内賢雄さんだったことで、ナニソレ「フルハウス」? したら一人足りない! 山ちゃんは!?
などと真っ先に考えたりした。
犯人であるヘンリー・ブラックウッド卿の声が大塚明夫さんで、父親が大塚周夫さんなのは明らかに狙ってるとしか思えないし、アイリーン・アドラーが沢城さんなのもツボ。このアイリーンは間違いなく、不二子ちゃんだ!!!

明らかに原作及び従来のホームズと異なるのだが、何と言うか、いい具合にホームズらしさを掘り下げているのがいい。
確かにホームズは腕っぷしも強いし、その洞察力を格闘に使うこともしただろう。――この映画ではそっちがメインだけど(笑)。
ワトソンのことが(変な意味でなく)好きだから、彼が結婚したらそりゃあ嫉妬したろう。仲いい子が他の子と仲良くすると、イラッとするあれだ。――この映画は極端すぎるけど!
アイリーン・アドラーは完全に原作から逸脱しているが、あれっきりの関係というのはファンとしてはもったいないと思っているので、これもいいだろう。
つまるところホームズファンが愛を注いで作った、実に最高に質のいい同人誌と言えないこともない。――褒め言葉である。
おそらくはほとんどCGのロンドンの街は、グラナダホームズとはまた違った混沌さがあり、面白い。当時のロンドンをちゃんと再現しているかどうかは、分からんが。

とゆーわけで、続編のTV放映もお願いします。ぜひとも!!!(しかし吹き替えは、このままでいいかちょっと悩む…)

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